すきっ歯が気になる

gap teeth

こんなお悩みはありませんか？

歯並びにお悩みの方々の中には、「すきっ歯」と呼ばれる状態に悩んでいる方もいるかもしれません。すきっ歯が原因で、見た目の印象や笑顔にコンプレックスを感じている。隙間から空気が漏れて、発音がしにくい。食べ物が挟まりやすいといったお悩みはありませんか？

ここページでは、すきっ歯についての基本的な知識から、治療方法までを詳しくご紹介いたします。

この機会に、ご自身のすきっ歯について考えてみましょう。

すきっ歯とは

すきっ歯ってそもそもどういう歯並び？

すきっ歯は、歯と歯の間に隙間ができている状態を指します。
一般的に、あごが大きいことに対して歯が小さい場合や歯の本数が通常より少ない場合に、歯と歯の間に隙間ができてしまいます。正式には、空隙歯列（くうげきしれつ）という名称がある不正咬合（適切ではない歯並びやかみ合わせ）で、特に歯の真正面にすき間がある場合は、正中離開（せいちゅうりかい）と呼びます。

すきっ歯になる原因

すきっ歯の原因は様々で、あごの大きさに対して歯が小さかったり（矮小歯）、生まれつき歯の本数が少ない（欠損歯）場合は、すきっ歯になる可能性があります。下唇を噛む、舌で前歯を押し出すといった習癖が、歯と歯の間に隙間を作る原因になることもあります。また、上唇小帯（上の前歯の中心から唇につながっている筋）の異常が、すきっ歯（正中離開）の原因になることもあります。

すきっ歯のデメリット

すきっ歯があると、食べ物を十分に噛み砕けないため、咀嚼が不十分になり、胃や腸に負担がかかることから、消化器系の問題を引き起こすリスクを考慮しなければなりません。また、言葉を発する際に、歯と歯の間から空気が漏れやすくなり、正しい発音が難しくなったり、滑舌が悪くなることがあります。特に「サ行」「タ行」などの発音が困難に感じられることが一般的です。
すきっ歯は、歯と歯の間に隙間があるため、その部分に食べかすや歯垢（プラーク）がたまりやすく、これがむし歯や歯周病の原因になる場合があります。

すきっ歯の治療

すきっ歯を治療するメリット

すきっ歯を治療することで、見た目の美しさが向上するだけでなく、かみ合わせが改善され、口内の健康が保たれます。また、歯と歯の隙間がなくなることで空気の漏れがなくなり、発音しやすくなり、歯磨きしやすくなるため、磨き残しが少なくなり、むし歯や歯周病、口臭の予防にもつながります。
きれいな歯並びに改善されれば、自分の口元に自信を持って笑顔を見せられるようになり、口元のトラブルを未然に防ぐことができます。