I don’t have a chin, or it’s small.
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この記事の監修者
大学病院の歯周病科で10年以上にわたり研鑽を積み、海外の歯周病・インプラント学会でも発表を重ねてきました。
「歯を抜かずに残す」治療を追求し、矯正や補綴、咬み合わせ診断を組み合わせた包括的なアプローチで、再治療のいらない安定した口腔環境を目指しています。
口腔内写真やデジタルレントゲンを活用し、わずかな変化も見逃さず管理。いびき治療や栄養・ストレッチ指導など生活習慣にも踏み込み、全身の健康寿命を延ばすサポートを行っています。
海外で得た最新知見も診療に即反映し、長く健康な口腔状態を維持できるよう努めています。
「あごがない」「あごが小さい」と言われたことがある方へ。
アデノイド顔貌のような顔立ち、あるいはいわゆる口ごぼと言われる顔立ちに悩む方も多いですが、矯正治療でその悩みを解消できるケースがあります。
本記事では、矯正治療で改善できるケースとそうでないケースについて詳しくご説明します。


当院では「あごがない・小さい」という症例に対して、矯正歯科治療のほかに姿勢改善指導にも力を入れています。
人間の頭は5kgほどの重さがあり、その頭部を顎と首で支えています。
ストレートネックや猫背のような悪い姿勢は、重心がズレて顎に大きな負担がかかってしまいます。それだけでなく、顎が後方にズレたり顎の成長を妨げたりするため、「あごがない・小さい」という見た目につながってしまうことがあるのです。
そのため、顎のズレや歯並び・噛み合わせの乱れの原因となる【姿勢の改善】も重要な治療と考えています。
また、成長段階であるお子さまに特に効果的なMFT(口腔筋機能療法)という、口周りの筋肉を正しく使えるようトレーニングする治療も行っております。
下顎の成長を妨げる原因となる悪習癖を改善し、顎の成長を正しく導くために必要な訓練です。
「あごがない・小さい」という症状は、見た目だけでなく、機能面、全身症状にまで関連します。
一人ひとりのお口の健康を考慮した治療をご提案していますので、あごが小さいことでお悩みの方はお気軽に当院までご相談ください。
「あごがない」「あごが小さい」と言われることがある方は、特に顔立ちに対する悩みが強いかもしれません。これはアデノイド顔貌と呼ばれる特徴的な顔立ちが原因となることがあります。ここでは、あごが小さい・ないと言われる原因について、具体的なケースを紹介しながら詳しく解説します。

アデノイド顔貌は、あごが小さい・ないと言われる特徴的な顔立ちの一つです。この顔立ちは、以下のような特徴があります。
顔全体が平坦に見える平たい顔立ちや、常に口を開けている状態の口呼吸が見られます。上唇が前に突き出し、鼻の通りが悪いため鼻呼吸が困難であることも特徴です。さらに、慢性的な口呼吸や鼻づまりによって目の下にクマができやすくなることもあります。
アデノイド(咽頭扁桃)が肥大すると、鼻腔が狭くなり、鼻呼吸が困難になります。その結果、口呼吸が習慣化し、あごの発達に影響を与えます。
鼻呼吸が困難な場合、口呼吸が日常的になり、舌が上顎に適切に当たらず、あごの発達が妨げられます。これにより、下顎が後退し、上顎が突出する形になります。
アデノイド顔貌の一部は遺伝的な要素も含まれます。家族に同様の顔立ちの人がいる場合、遺伝的に受け継がれることがあります。
幼少期に柔らかい食べ物ばかり食べていると、あご周囲の筋肉や骨の発達が不十分になり、口呼吸が習慣化することがあります。また、慢性的な鼻炎やアレルギーによる鼻づまりも一因となります。

あごの大きさや形は、遺伝によって受け継がれることが多いです。両親や祖父母の顔立ちが似ているように、あごの形状も同様です。
例えば、家族全員が小さなあごを持っている場合、その遺伝的特徴が子どもにも現れる可能性が高いです。
このように、遺伝子が顔の骨格や形態に大きな影響を与えるため、あごの大きさや形が似る傾向があります。
以下のような遺伝的要因が組み合わさることで、あごが小さい・ないといった特徴が現れることがあります。
遺伝的要因は自分では変えられないため、矯正治療やその他の医療的介入が必要になることもあります。
遺伝子は骨の成長速度や発達の方向を決定します。特定の遺伝子変異や組み合わせによって、あごの骨の成長が制限されることがあります。
あごの筋肉や結合組織の発達も遺伝的要因に影響されます。筋肉が発達しにくい場合、あごの骨に十分な圧力がかからず、結果としてあごが小さくなることがあります。
成長ホルモンやその他のホルモンの分泌量も遺伝子によって調節されます。ホルモンのバランスが崩れると、骨の成長に影響を与え、あごが小さくなることがあります。
顔全体の骨格バランスも遺伝の影響を受けます。例えば、頬骨や額の形状も遺伝するため、これらが相対的に大きいとあごが小さく見えることがあります。

あごが小さい・ないと言われる理由には、遺伝的要因だけでなく、環境要因も大きく影響します。特に口呼吸の習慣や食事、生活習慣が重要な要因となります。
口呼吸は、あごの発達に大きな影響を与えます。通常、鼻呼吸をすることで舌が上顎に正しく当たり、あごの成長を促進します。しかし、口呼吸が習慣化すると、以下のような問題が生じます。
口呼吸をすることで、舌が下顎に下がり、上顎の発達が妨げられます。これにより、あごが小さくなり、後退することがあります。
口呼吸により、上顎が横に広がらず、狭くなります。結果として、歯並びが悪くなり、あご全体のバランスが崩れます。
長期間の口呼吸は、顔全体の骨格に影響を与え、アデノイド顔貌のような特徴を形成します。これにより、あごが平坦に見えることが多くなります。

食事や生活習慣も、あごの発達に影響を与える重要な要因です。特に幼少期の習慣が将来的な顔立ちに大きな影響を与えます。
食事の内容や生活習慣の癖は、顎の成長に影響を及ぼすことがあります。
咀嚼が不十分な食事や、指しゃぶり、口呼吸などの癖は下顎の成長を妨げ、歯並びや噛み合わせが乱れる可能性があります。
現代の食生活では、柔らかい食べ物が多くなりがちです。硬い食べ物を噛むことであごの筋肉や骨が発達しますが、柔らかい食べ物ばかり食べていると、あごの発達が不十分になります。
硬い食べ物をしっかりと咀嚼することは、あごの発達に重要です。咀嚼回数が少ないと、あごの骨や筋肉が十分に発達せず、小さくなることがあります。
特に前かがみの姿勢は、あごの成長に悪影響を与えます。長時間のスマートフォン使用やデスクワークによって、前かがみの姿勢が習慣化すると、あごの成長が妨げられます。
慢性的な鼻炎やアレルギーによる鼻づまりは、口呼吸の原因となり、あごの発達に悪影響を与えます。これらの疾患がある場合、適切な治療が必要です。

あごがない・小さい場合に行われる治療法は主に以下の5つです。
成長期に行う小児矯正は、顎の成長をコントロールする治療が可能なため、「あごがない・小さい」といわれる多くの症例で治療効果が期待できます。
特に当院が行っている小児矯正の1つである「MFT(口腔筋機能療法)」は、下顎の成長を妨げる癖や習慣を改善し、適切に顎の成長を導くことが可能です。
顎の成長が止まった成人の場合も、ワイヤー矯正やマウスピース矯正で改善できるケースもあります。
ただし、骨格的な問題がある場合は、歯列矯正だけでは治療が難しくなるため、顎骨を移動させたり切除したりする外科処置と矯正歯科治療の併用が必要になることもあります。
姿勢指導は、顎が後方にズレる原因を解消するために行います。
姿勢と顎の位置は密接に関係しており、悪い姿勢によって顎の位置が後方にズレることがあります。下顎が引っ込むことで「あごがない・小さい」という見た目の問題が生じるのです。
見た目の問題以外に、顎が後方に下がることで噛み合わせがズレ、奥歯に過度な負担がかかることも考えられます。その結果、「噛むと痛い」「冷たいものがしみる」などの歯の痛みが生じたり、顎関節周辺の筋肉が緊張することで顎の痛みが出たりすることがあります。
悪化すると頭痛やめまい、肩こりなどの症状が現れる方も少なくありません。
姿勢が関連している症例では、顎の位置がズレる原因となる姿勢を正すことが大切です。

矯正治療によってあごの成長を促進させることが可能です。この方法は、骨が発育途上の患者さまに適用されることが一般的です。矯正装置によってあごの成長を誘導し、顔のバランスを改善することができます。
あごの成長を促進する矯正治療は、成長期の患者さまに適応されます。成長期を逃してしまった成人患者さまにおいても一部のケースでは治療可能ですが、手術が必要となる場合もあります。
あごの成長促進を目的とした矯正治療は、適切なタイミングと専門的なアプローチが重要です。
治療を受ける際には、専門医との相談や適切な検査を行い、最適な治療法を選択することが重要です。

歯並びの改善は、歯列矯正治療の主要な目標の一つです。矯正装置を用いることで、歯の位置やかみ合わせを正常な状態に整えることができます。歯列矯正治療には、様々なタイプの装置がありますが、どの方法を選択するにせよ、歯並びの改善が期待できます。
矯正治療による歯並びの改善は、顔貌のバランスを改善し、より美しい外見を実現することができます。
同時に、不規則な歯並びや重なり合った歯を整頓し、美しいスマイルを実現します。
また、上下の歯のかみ合わせを正常な状態に修正し、咀嚼機能の向上や顎関節の負担軽減に貢献します。最も重要な効果の一つは、正しい歯並びが自信を与え、社会的な交流やコミュニケーションが円滑になることです。

矯正治療を受けることで、歯並びやかみ合わせの改善により自信が向上します。歯並びが整い、美しいスマイルが手に入ることで、自然に笑顔を見せることができるようになります。
自信を持って笑顔を見せることで、自己肯定感が高まり、日常生活や社会的な場面でのプラスの影響が期待されます。
矯正治療による見た目の改善は、コミュニケーション能力の向上にも繋がります。美しいスマイルは、相手に自信や親しみを与え、より良い人間関係を築く手助けとなります。
また、歯並びやかみ合わせの問題が改善されることで、発音や口の動きがスムーズになり、明瞭な発声や円滑なコミュニケーションが可能になります。

矯正治療による歯並びの改善は、口腔内の健康の向上につながります。歯並びが整うことで、歯ブラシやフロスが歯と歯ぐきの隙間にきちんと届き、歯垢(プラーク)や食べカスが取り除きやすくなります。
これにより、むし歯や歯周病のリスクが低減し、口腔内の環境が改善されます。
歯並びが乱れていると、歯ブラシやフロスが歯と歯ぐきの間にしっかりと届かず、歯垢がたまりやすくなります。また、不均衡なかみ合わせによって歯根に過度に力が加わることによる歯周病リスクが高まります。
歯並びやかみ合わせが改善されることで、歯周病の発症や進行を予防することができます。

矯正治療を早期に受けることは、将来のリスクを回避する上で重要です。
子どもの成長期に歯並びやあごの成長を監視し、必要な治療を早めに開始することで、将来的な矯正治療の必要性を軽減することができます。
また、成長期に治療を行うことで、骨格の成長を活用して効果的に治療を行うことができます。
矯正治療を受けることで、将来的な健康維持にも貢献します。歯並びやかみ合わせが正常な状態に整えられることで、歯やあごの負担が軽減され、歯や歯周組織の健康を保つことができます。
また、かみ合わせの改善により、顎関節の負担が軽減され、将来的な顎関節疾患のリスクも低減します。

矯正歯科治療は、治療期間が長く、費用も高くなりやすい治療です。
そのため、治療を躊躇してしまう方も多いことでしょう。
当院では、安心して治療を受けていただくための取り組みをしています。
また、悪い歯並び・噛み合わせを治すだけの治療ではなく、根本的な原因から解決することが大事と考えています。
歯並びや噛み合わせは日頃の姿勢によって乱れることがあるため、顎の位置を治すためにも姿勢を整えることを重視しています。
そのため、当院の矯正治療では正しい座り方や立ち方のトレーニングを行い、姿勢改善指導なども実施しています。
姿勢指導は、症状の改善、根本的な原因の解消とともに、歯列矯正後の後戻りを防ぎ、良い状態を維持するためにも欠かせない治療です。
葛西駅前あなたの歯医者さん矯正歯科
※「葛西駅前あなたの歯医者さん矯正歯科」で希望日のご予約ができない場合、下記「君の歯を残したい歯医者さん」のご予約をご検討ください。
葛西駅前 君の歯を残したい歯医者さん 歯科•矯正歯科
矯正歯科治療は保険が適用されないことが多く、治療費が高額になりやすいため、治療を始めることに対してハードルが高いと感じている方も多くいらっしゃいます。
当院では、患者様の費用負担を少しでも軽減するため、一般的に数万円の費用が発生する、治療相談・検査・診断を無料で実施しています。
カウンセリングでは、患者様のお悩みをお気軽にご相談ください。
治療方針や費用、治療期間などを詳しくご説明しますので、治療に対する不安を解消してから治療をスタートしていただけます。
当院はより正確な治療をご提供するため、口腔内光学3Dスキャナーを導入しています。
口腔内光学3Dスキャナーとは、お口の中をスキャンし、歯型のデータをコンピューターに取り込むデジタル機器です。AIによって歯の動きをシミュレーションすることが可能で、患者様にも治療計画をわかりやすく説明できます。 また、より正確なデータを採取できるため、精度の高い治療につながります。
矯正歯科治療は検査・診断によって治療結果が大きく左右されます。
歯並びだけでなく骨格バランスや成長を考慮しなければならないためです。治療が必要な原因が、歯にあるのか、骨格にも起因するのかなどを特定し、適切な治療計画を立案します。
そのため、矯正歯科治療には一般的なレントゲン撮影に加えて、頭蓋骨の規格写真(セファロ撮影)が欠かせません。 当院には、矯正歯科治療に欠かせない設備が整っているため、より正確な治療を患者様に提供することができます。
歯並びが悪くなる原因に、歯が並ぶためのスペースが足りないというケースが多くあります。
その場合、抜歯して空いたスペースを活用し、歯並びを整える治療が行われます。
しかし、歯並びだけでなく噛み合わせやお口全体の将来的な健康を考えた時に、できるかぎり健康な歯は抜かずに保存しておきたいものです。
また、抜歯をすると舌の置き場所(舌のスペース)が相対的に狭くなり、その影響で気道が細くなって呼吸が浅くなる可能性があります。気道が狭くなると、姿勢が崩れたり、食いしばりが悪化したり、噛み合わせの高さが下がって見た目が老けて見える変化につながることがあります。
当院では、歯を後方に移動させたり、歯と歯の間を少しだけ削ったりしてスペースを確保し、可能な限り抜歯しなくて済む治療計画を立てています。それでも抜歯が必要な症例は必ずあります。 治療を開始する前に抜歯の必要性の有無について詳しくご説明いたします。

一部のケースでは、骨格的な問題が矯正治療では十分に解決できないことがあります。特に成長期を過ぎた成人の患者さまの場合、骨は既に成熟しており、骨格的な問題を矯正するのはより困難です。
下顎後退症などの顎変形症など、骨格的な問題が矯正治療の限界を示す一例です。これらの状態では、歯列矯正装置だけでは顎の骨格の位置や形状を完全に修正することが難しい場合があります。場合によっては、手術などの外科的アプローチが必要となることがあります。

骨格的な問題が矯正治療で解決できない場合、手術が必要になることがあります。手術は骨の位置や形状を変えるために行われ、通常は矯正治療と組み合わせて行われます。手術にはリスクが伴う場合もあり、患者さまの年齢や健康状態などを考慮して、治療計画が立てられます。
下顎が前方に突出している場合、下顎の位置を修正する手術が行われることがあります。これにより、顔のプロフィールが改善され、噛み合わせの問題が解消されます。
あごがない、あごが小さいと感じる方でも、矯正治療によって多くのケースで改善が可能です。ただし、すべてのケースが矯正治療で治せるわけではなく、骨格的な問題や年齢による制約もあります。それでも、矯正治療を受けることで見た目の改善や口腔健康の向上など多くのメリットが期待できます。
あごがない、あごが小さいとお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。

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この記事の監修者
大学病院の歯周病科で10年以上、海外の歯周病学会やインプラント学会でも発表を経て、抜かずに残す治療に技術を磨いてきました。矯正、被せ物、咬み合わせ診断を組み合わせ、口腔内写真とデジタルレントゲンでわずかな変化も追いかけながら、再治療のいらない安定した状態をめざしています。
さらに、いびき治療や栄養療法、ストレッチなど生活習慣にまで踏み込み、口腔から全身の健康寿命を延ばすことが目標に診療を行いながら日々研鑽を重ねています。海外学会で得た最新知見も即座に診療へ反映。一生涯健康な口腔環境を維持できるようサポートしてまいります。
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