1. 銀歯があってもインビザライン矯正はできる？知っておくべき注意点

2. インビザラインの治療前に銀歯の確認が必要な理由とは？

3. インビザライン矯正で銀歯を白くするタイミング

4. 江戸川区葛西の歯医者「葛西駅前あなたの歯医者さん矯正歯科」のマウスピース矯正（インビザライン）

1. 銀歯があってもインビザライン矯正はできる？知っておくべき注意点

銀歯が入っていてもインビザライン矯正は行える場合はありますが、歯の状態や部位によっては治療計画に影響が出ることもあります。とくに、動かしたい歯が銀歯である場合や、隣接する歯の形状に段差があると、矯正の進め方に工夫が必要となることがあります。

ここでは銀歯があるときのインビザライン矯正への影響について説明します。

(1)神経のない歯は移動に影響することがある

銀歯の下にある歯は、神経を除去しているケースもあり、健康な歯に比べて動きにくい場合があります。矯正力がかかっても歯の移動量が制限されるため、動かす範囲や方向に制限が出る可能性があります。

(2)アタッチメントが装着できないことがある

インビザラインでは歯を効率よく動かすため、歯の表面にアタッチメントを装着しますが、銀歯は金属製のため接着しにくいことがあります。必要に応じて治療上の工夫が必要です。

(3)マウスピースがフィットしにくい場合がある

銀歯の形が周囲の歯と異なる場合、マウスピースがぴったり合わず、浮きやズレが生じることがあります。そのため、設計段階での微調整が行われることがあります。

(4)銀歯が外れる可能性がある

古くなった銀歯は、矯正中の圧力によって外れてしまうことがあります。とくに奥歯のように力がかかりやすい部位は注意が必要です。

(5)本数や位置によっては治療計画に影響することがある

銀歯が複数ある場合や、動かしたい歯が銀歯で支えられている場合は、治療の自由度が制限されることがあります。

銀歯の有無や状態は、インビザラインの治療計画に影響することがあります。まずは歯科医師による精密な診査を受け、自分に合った計画を立ててもらうことが大切です。

2. インビザラインの治療前に銀歯の確認が必要な理由とは？

治療開始前に銀歯の状態をしっかり確認することで、トラブルを防ぎ、計画通りに矯正を進めやすくするために大切です。 以下にインビザラインの治療前に銀歯の確認が必要な理由について解説します。

(1)むし歯の再発がないかを確認するため

銀歯の下にむし歯ができていても、表面からは分かりにくいことがあります。インビザライン治療中にむし歯治療が必要になると、マウスピースの再作製が必要になる場合があります。

(2)補綴物（銀歯）の安定性を確かめるため

銀歯にグラつきや破損があると、矯正中に外れてしまうことがあります。安定した状態で治療を始めるために、銀歯の状態確認は欠かせません。

(3)歯の根の健康状態を把握するため

矯正では歯根にも力がかかるため、根の状態が悪い歯を無理に動かすと、痛みや炎症の原因になることもあります。事前にレントゲンで確認することが重要です。

(4)治療後の見た目を考慮した計画を立てるため

歯並びが整ったあとに銀歯が目立つ位置に移動することもあるため、見た目を考慮した矯正計画を立てるためにも、事前のチェックが欠かせません。

(5)マウスピース設計の精度を高めるため

歯の状態が明確であれば、マウスピースの設計もより正確に行うことができます。これは治療の進め方や仕上がりに影響することがあります。

銀歯の状態を確認してから矯正を始めることで、治療をスムーズに進めやすくなります。治療前には歯科医師に銀歯の状態を診てもらいましょう。

3. インビザライン矯正で銀歯を白くするタイミング

インビザライン矯正を始める際、「銀歯を白くしたい」と同時に考える方も少なくありません。矯正と審美治療は異なる治療分野であり、どちらを先に行うべきか迷うこともあるでしょう。 ここでは、矯正と銀歯の交換を両立する際の優先順位や考慮すべき点を解説します。

(1)基本は矯正を優先する

歯の位置や噛み合わせが変化するため、被せ物の交換は矯正終了後に行うことが多いです。整った状態に合わせて作り直すことで、見た目と機能の両立がしやすくなります。

(2)むし歯や劣化がある銀歯は先に治療する

古い銀歯やむし歯のある歯は、矯正中に外れるリスクがあるため、治療前に処置しておくことが推奨されます。

(3)見た目が気になる部位は仮歯で対応できる場合もある

前歯などは、矯正中に仮歯で見た目に配慮しつつ、治療後に本格的な被せ物へ交換する方法が取られることもあります。

(4)素材や設計は矯正計画と連動させる

矯正中に補綴物を作る場合は、マウスピースとの適合や装置への影響を考慮した設計が必要です。

(5)先に白くしたい場合は治療方針を共有する

審美治療を前倒ししたい場合でも、歯の動きや噛み合わせをふまえた設計が重要です。治療の順序を決める際は、歯科医師と相談しながら進めましょう。

矯正と審美補綴は、タイミングと計画を考慮すれば両立できることがあります。見た目の改善を優先する場合でも、機能性と治療全体のバランスを考えた選択が大切です。

4. 江戸川区葛西の歯医者「葛西駅前あなたの歯医者さん矯正歯科」のマウスピース矯正（インビザライン）

葛西駅前あなたの歯医者さん矯正歯科は、東京メトロ東西線「葛西駅」から徒歩2分、西葛西駅からも徒歩圏内にある歯科医院です。
月曜〜土曜の9:30〜18:00まで診療しており、地域に根ざした丁寧な診療を心がけています。
当院では、目立ちにくく、取り外し可能なマウスピース型矯正装置「インビザライン」による矯正治療をご提供しています。ワイヤーやブラケットを使用しないため、見た目や日常生活への影響を抑えたい方に選ばれやすい治療法のひとつです。

当院のマウスピース型矯正（インビザライン）の特徴

(1)精密な検査と3Dシミュレーション

歯科用CTや口腔内スキャナーを用いて、歯の位置や骨の状態を立体的に把握。3Dシミュレーションにより、治療のステップを事前に確認しながら進めることができます。

(2)豊富な症例に基づいた治療提案

当院では、一定の治療実績が認められた医院にのみ与えられる「インビザライン プラチナエリート」の称号を取得しており、さまざまな歯並びのお悩みに対応してきました。これまでの症例をふまえ、患者さんに合った治療計画をご提案いたします。

(3)小児矯正にも対応

子ども向けには、成長段階に合わせた「インビザライン・ファースト」にも対応しております。歯の生え変わり時期に適した矯正治療をご案内しています。

(4)通いやすい立地と診療体制

「葛西駅」から徒歩2分という立地に加え、土曜診療も行っています。
お忙しい方でも無理なく通院できる環境づくり、お子さま連れの患者さんにも配慮した院内環境づくりを行っています。

矯正治療をご検討中の方は、まずはお気軽にご相談ください。現在のお口の状態や矯正治療の選択肢について、わかりやすく丁寧にご説明いたします。

まとめ

銀歯が入っていても、インビザラインによるマウスピース矯正は多くのケースで対応できる場合があります。ただし、銀歯の数や位置、状態によっては治療計画に調整が必要となることがあります。特に、矯正を始める前には銀歯の安定性やむし歯の有無を確認し、必要に応じて補綴物の交換や処置を済ませておくことが望ましいでしょう。また、銀歯を白くしたいと考える場合は、見た目だけでなく矯正の進行や噛み合わせにも影響するため、優先順位を意識して治療を進めることが大切です。

銀歯とインビザラインについてお悩みの方は江戸川区葛西の歯医者、「葛西駅前あなたの歯医者さん矯正歯科」までお問い合わせください。

監修ドクター

医療法人社団 YOURDENT
理事長　久保田達也
歯学博士（Ph.D.）、歯科医師（D.D.S.）、デジタルコンテンツマネジメント修士

運営クリニック
・葛西駅前 あなたの歯医者さん 矯正歯科
・葛西駅前 君の歯を残したい歯医者さん 歯科・矯正歯科

略歴
・日本大学歯学部 卒業
・日本大学歯学部大学院 修了（骨粗鬆症および再生治療に関する研究）
　-First Authorとして英文論文4本を執筆
・デジタルハリウッド大学院 修了（デジタルコンテンツマネジメント修士）

スタディグループ
日本歯周病学会 認定医
日本臨床歯周病学会
日本口腔インプラント学会
Osseointegration Study Club of Japan
日本顎咬合学会（咬み合わせの学会）
日本抗加齢医学会（アンチエイジングの学会）
国際歯周内科学研究会
歯科機能性医学研究会

所属学会・認定資格
分子栄養学研究所
大森塾　東京　第一期
情熱会
ENの会
THREEE. 理事
小児歯科実践塾
K-project
TS study Club
PaDaWaN_DSG
臨床基礎蓄積会　副会長
Jiads Study Club Tokyo
川口ぺリオインプラント研究会
つかだ矯正勉強会
INTERDISCIPLINARY TEAM IN DENTISTRY
JIADS東京