江戸川区のインプラントと歯周病リスク|歯周病認定医が解説する安全な治療の順番

「インプラントを入れたいけれど、歯周病があっても大丈夫?」と不安を感じていませんか?江戸川区・葛西エリアでインプラント治療を検討されている大人の方から、こうしたご質問を多くいただきます。
実は、歯周病が残ったままインプラントを入れることは、治療の長期的な安定を大きく損なう可能性があります。歯周病認定医の資格を持つ院長が、そのリスクと正しい治療の順番をわかりやすくお伝えします。
- ✅ 歯周病がインプラントに与える具体的なリスクとは
- ✅ インプラント前になぜ歯周病治療が必要なのか
- ✅ 葛西あなたの街の歯医者さんが実践する安全な治療の順番
「歯周病があるけどインプラントは大丈夫?」という患者さんの不安
インプラントを検討するのは歯周病経験者が多い
歯を失う原因の約4割は歯周病と言われています。つまり、インプラント治療を検討される方の多くが、過去に、あるいは現在進行形で歯周病を抱えているケースは少なくありません。
「もう歯周病は治ったと思っていた」「歯医者でひどくないと言われた」「少し歯茎が腫れているけど痛くないから大丈夫かな」——こうした状況のまま、インプラントの相談に来られる方も実際にいらっしゃいます。
しかし、自覚症状がない=歯周病がない、とは言い切れません。歯周病は痛みが出にくい病気であり、じわじわと歯を支える骨を溶かし続けることがあります。このことを知らずにインプラントを入れてしまうと、後から大きなトラブルにつながる可能性があります。
よくある誤解:「インプラントは人工物だから歯周病に関係ない」
患者さんからよくいただく誤解が「インプラントは人工物だから、歯周病になっている自分の歯とは別の話でしょ?」というものです。
残念ながら、この考え方は危険です。インプラントは顎の骨に直接埋め込まれるため、口の中の歯周病菌の影響を強く受けます。歯周病菌が多い環境でインプラントを入れると「インプラント周囲炎」と呼ばれる炎症が起きやすく、最悪の場合、インプラントを支える骨が溶けてインプラントが脱落することもあります。

歯周病がインプラントに与えるリスクの仕組みを知ろう
インプラント周囲炎とは何か
インプラント周囲炎とは、インプラントの周囲の歯茎や骨に炎症が起こる状態です。天然歯の歯周病に非常よく似た病態で、進行するとインプラントを支える顎の骨が吸収(溶ける)してしまいます。
歯周病を持つ方はそもそも口腔内に歯周病菌が多く存在しており、歯周病の治療が十分でないままインプラントを入れると、同じ菌がインプラント周囲にも定着しやすいと考えられています。個人差はありますが、歯周病の既往がある方はインプラント周囲炎のリスクが高い傾向があるとされています。
歯周病の原因となる細菌は、天然歯の周囲だけでなくインプラントの周囲にも定着します。炎症が進むと顎の骨が溶け、インプラントを支えられなくなる可能性があります。歯周病治療を先に行い、口内の菌の量をコントロールすることがインプラントの長期安定につながります。
インプラントが機能するためには、チタン製のインプラント体が顎骨にしっかりと結合する「オッセオインテグレーション」というプロセスが必要です。歯周病による慢性的な炎症環境は、この結合を妨げる可能性があると考えられています。手術前に炎症を落ち着かせておくことが大切です。
重度の歯周病は顎骨を大きく吸収させることがあります。骨の量が不足していると、インプラントを埋入するためのスペースが確保できない場合があります。その際は骨を増やす処置(GBRなど)が必要になることもあり、治療期間や費用に影響します。歯周病を早期にコントロールすることが重要です。
歯周病の進行と骨吸収の関係
歯周病は「歯肉炎」から始まり、進行すると「歯周炎」へと変化します。歯周炎の段階では、歯を支えている「歯槽骨(しそうこつ)」と呼ばれる骨が溶け始めます。この骨吸収は一度起きてしまうと自然には回復しにくく、インプラントを埋入する土台そのものが失われていくことを意味します。
東京都江戸川区中葛西5丁目にある葛西あなたの街の歯医者さんでは、インプラント治療を希望される方に対して、まずCT撮影や精密な歯周病検査を行い、口の中の現状をしっかり把握することから始めています。
インプラント前に歯周病治療が必要な理由と治療の流れ
なぜ「歯周病治療→インプラント」の順番が重要なのか
インプラント治療を長く機能させるためには、口の中の環境を整えることが前提となります。具体的には、歯周病菌の量を減らし、炎症を落ち着かせてからインプラントを埋入することで、インプラント周囲炎のリスクを下げ、骨との結合を安定させることが期待できます。
当院では「再治療の少ない長期的な安定」を治療の基本方針としています。目先の早さよりも、5年後・10年後もインプラントが機能し続ける状態を目指すために、歯周病のコントロールを先行させることを重視しています。
当院の歯周病治療の選択肢
葛西あなたの街の歯医者さんでは、歯周病の状態に応じてさまざまな治療法を提供しています。一例として以下の治療が挙げられます(個人の状態により適した治療法は異なります)。
| 治療法 | 特徴 | 税込料金 |
|---|---|---|
| FMD(フルマウスディスインフェクション) | 口全体の歯周病菌を短期集中で除菌するアプローチ | 90,000円 |
| 非外科的歯周病短期集中治療(歯周内科治療) | 薬剤を活用し外科手術なしで集中的に歯周病を治療 | 238,000円 |
| 歯周外科(FOP・CLP・APFなど) | 外科的にアプローチし深い歯周ポケットを改善 | 88,000円〜 |
| 歯周組織再生療法 | 失った歯周組織の再生を促す治療 | 180,000円〜 |
【ご注意】歯周病治療に必要な期間や方法は、歯周病の進行度・口腔内の状態・全身疾患の有無などによって大きく異なります。自己判断せず、必ず歯科医師による診査・診断を受けてください。治療の効果には個人差があります。
インプラント治療の流れと費用の目安
歯周病治療が一段落し、口内環境が整った後にインプラント治療へ進みます。当院のインプラント治療の主な費用の目安は以下のとおりです(個人の状態により追加処置が必要になる場合があります)。
| 項目 | 税込料金 |
|---|---|
| インプラント検査(CT/診断/サージカルガイド/血液検査/栄養解析) | 77,000円 |
| インプラント埋入(1歯) | 330,000円 |
| 2次オペ(1歯) | 77,000円 |
| 上部構造(人工歯) | 220,000円 |
| 静脈内鎮静(無痛治療・オプション) | 77,000円 |
| GBR(骨造成・オプション) | 176,000円〜 |
骨の量が不足している場合はGBR(骨造成)やソケットリフト(165,000円)、サイナスリフト(242,000円)などの追加処置が必要になることがあります。まずは検査・診断を受けた上で、ご自身の状態に合ったプランをご確認ください。

歯周病治療とインプラントのメリット・デメリットを整理する
歯周病を先に治療することのメリット・デメリット
✅ メリット
- インプラント周囲炎のリスクを下げられる
- 骨との結合(オッセオインテグレーション)が安定しやすい
- インプラントの長期安定が期待できる
- 口内全体の健康状態が改善される
- 残っている天然歯も守れる
⚠ デメリット・注意点
- インプラントまでの治療期間が長くなることがある
- 歯周病治療の費用が別途かかる
- 歯周病が再発しないよう継続的なメンテナンスが必要
- 重度の場合は外科処置が必要になることもある
インプラント治療そのもののメリット・デメリット
✅ インプラントのメリット
- 天然歯に近い噛み心地が期待できる
- 隣の歯を削る必要がない
- 顎骨への刺激が維持され骨吸収を抑えやすい
- 見た目が自然に仕上がりやすい
⚠ インプラントのデメリット・注意点
- 外科手術が伴う
- 治療費が高額になりやすい
- 歯周病があると失敗リスクが上がる可能性がある
- 定期的なメンテナンスが必要
- 全身疾患によっては対応できない場合がある
江戸川区・葛西あなたの街の歯医者さんのこだわり
歯周病認定医がインプラントを担当する理由
葛西あなたの街の歯医者さんの院長・久保田達也は、日本大学大学院歯学研究科で歯周病学を専攻し、日本歯周病学会認定医の資格を持つ歯科医師です。日本大学歯学部付属歯科病院の歯周病科での勤務経験と、非常勤講師としての経歴も持ちます。
歯周病の専門的な教育を受けた医師がインプラント治療を行うことで、単にインプラントを埋め込むだけでなく、口腔内の環境全体を診た上で長期安定を見据えた治療計画を立てることができます。これは、東京都江戸川区でインプラントを検討されている方にとって大きな安心材料になると考えています。
インプラントと歯周病に関するよくある質問(FAQ)
この記事のまとめ
- ✅ 歯周病が残ったままインプラントを入れると、インプラント周囲炎や骨吸収のリスクが高まる可能性がある
- ✅ 自覚症状がなくても歯周病が進行していることがあるため、インプラント前の精密診査が重要
- ✅ 「歯周病治療→インプラント」の順番を守ることが、長期安定につながる
- ✅ 葛西あなたの街の歯医者さんの院長は日本歯周病学会認定医であり、歯周病コントロールとインプラントを一貫して担当できる
- ✅ インプラント後も定期的なメンテナンスでインプラント周囲炎を予防することが大切
江戸川区・葛西でインプラントをご検討中の方へ
「歯周病があるけど大丈夫かな」「どこから相談すればいいかわからない」——そんな方もご安心ください。歯周病認定医がお口の状態を丁寧に診査し、最適な治療の流れをわかりやすくご説明します。東京都江戸川区中葛西5丁目32-5 郡山ビル1F、葛西駅西出口より徒歩2分。



















⚕ 院長・久保田達也より
「インプラントは入れたら終わりではなく、長く機能させることが大切です。私が大学院で歯周病学を学び、歯周病認定医として診療を続けているのも、歯を失った原因を取り除かないまま次の治療に進んでも、同じことが繰り返されてしまうからです。江戸川区・葛西でインプラントを検討されている方には、まず口の中の現状をきちんと把握することから始めましょう。歯周病があっても、適切に治療した上でインプラントに進む道が開けることは多いです。一人ひとりの状態に合わせた治療の流れをご説明しますので、まずはお気軽にご相談ください。」