子供の歯ぎしりは治療が必要?年齢別の原因と親ができる対処法

子供の歯ぎしりとは何か?いつから始まるのか?
子供の歯ぎしりは、生後8か月頃に上下の前歯が生えそろい始める時期から起こり始めます。中学生くらいまで続くこともありますが、 多くは成長に伴って自然に収まります。
大人の歯ぎしりはストレスや睡眠時無呼吸症候群との関連が指摘されますが、子供の場合は「次に生えてくる歯の位置やあごの位置を決めようとする生理現象」が主な理由です。
ギリギリと大きな音がするため親御さまは驚かれますが、必要以上に心配しなくて大丈夫です。ただし、一部には注意が必要なケースもあるため、見極めのポイントを知っておくことが大切です。
気になる症状は、お早めにご相談ください
葛西駅前 あなたの歯医者さん矯正歯科では、WEB・LINE・お電話でご予約を受け付けています。ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
年齢別に見ると、子供の歯ぎしりの原因は何が違うのか?
子供の歯ぎしりの原因は、年齢・歯の生え替わりの段階によって異なります。大きく3つの時期に分けて理解すると対処しやすくなります。
0〜3歳:歯の萌出期に起こる歯ぎしり
生後8か月頃から乳歯が生え始めると、歯茎のかゆみを解消するために歯をすり合わせることがあります。また、顎の筋肉を鍛えるための本能的な動作としても歯ぎしりが起こると考えられています。
この時期の歯ぎしりは生理的なもので、ほとんどの場合は問題ありません。乳歯が生えそろう2歳頃に特に多く見られます。

4〜6歳:乳歯列期〜生え替わり開始期の歯ぎしり
乳臼歯が生える2歳頃から、乳歯から永久歯に生え替わる4〜6歳にかけて、歯ぎしりをする子供が多くなります。この時期の歯ぎしりは、噛み合わせのバランスを調整しながら永久歯が生えてくるスペースを確保するための無意識の行動とされており、正常な成長の証です。
乳歯が抜けた後、永久歯がまだ完全に生え揃っていない状態では上下の歯が正確に噛み合わない時期が生じます。この不整合が歯ぎしりを引き起こす自然なプロセスです。
7〜12歳:混合歯列期・ストレスや口呼吸が関与する歯ぎしり
小学生になると、学校生活・友人関係・家庭環境の変化などによるストレスが歯ぎしりに影響することがあります。宿題や習い事のプレッシャー、引っ越しや家族構成の変化など、子供が感じるストレスは多岐にわたります。
また、アレルギー性鼻炎などによる鼻詰まり・口呼吸が顎や舌の筋肉を過剰に緊張させ、歯ぎしりを引き起こすケースもあります。口呼吸が習慣化すると顎の発育にも影響するため、早めの対応が重要です。
さらに、遺伝的要因として親や兄弟が歯ぎしりをしている場合、子供にも同様の傾向が見られることがあります。
子どもの歯並びは自然に整う?様子見できるケースとできないケースの違いとは
子供の歯ぎしりで治療が必要なのはどんなケースか?
子供の歯ぎしりは基本的に生理現象ですが、以下の3つのサインがある場合は歯科医院への相談をおすすめします。
- 6歳を過ぎても歯ぎしりが続いている…永久歯への生え替わりが始まる時期でもあり、歯ぎしりが癖になっている可能性があります。他の原因が潜んでいることも考えられるため、歯科医への相談が必要です。
- 歯が欠けたり、著しく削れたりしている…年齢に関係なく、歯が欠けるほど強い歯ぎしりは早急な対応が必要です。欠けた歯が舌や頬の粘膜を傷つけることもあります。また、ひどい歯ぎしりが続くと、まれに歯の神経に炎症や壊死が起こる場合もあります。
- 顎の痛みや口が開けにくい症状がある…歯ぎしりは顎まわりの筋肉を緊張させ、顎関節に過度の負担をかけます。近年、顎関節症のお子さまが増えているとも指摘されており、放置せず歯科医院で診てもらうことが大切です。
歯の摩耗やぐらつきは自然放置しても元には戻らないため、気になるサインがあれば早めに受診してください。

親が家庭でできる歯ぎしりの対処法は何か?
子供の歯ぎしりに対して、家庭でできる対処法は主に4つあります。日常生活の中で取り組める内容ばかりなので、ぜひ実践してみてください。
よく噛む習慣をつける
あまり噛まずに食事をする子供ほど、歯ぎしりが多く見られる傾向があります。よく噛まないと顎の成長が阻害され、噛み合わせに悪影響が出るためです。
「一口30回噛む」などの具体的な目標を持たせながら、よく噛む習慣を身につけさせましょう。丼ものよりも一汁三菜を心がけ、食事中はテレビを消してゆっくり食べる環境を整えることも効果的です。やわらかいものだけでなく、適度に歯ごたえのある食材も取り入れましょう。
正しい姿勢を教える
猫背の子供は歯ぎしりが悪化しやすいです。背中を丸めた姿勢が続くと首の前方の筋肉が緊張し、顎関節の働きが悪くなることで歯ぎしりが生じます。
立っているときだけでなく、座っているときの正しい姿勢も大切です。背もたれのある椅子に浅めに腰掛け、足裏をしっかり床につけることを意識させましょう。当院では歯科的視点から「噛む・飲み込む・呼吸する」機能と姿勢の関連性を重視した姿勢改善プログラムも提供しています。
リラックスできる環境を作る
ストレスが歯ぎしりの原因となることがあります。子供とのコミュニケーションやスキンシップの時間を確保し、家庭ではリラックスできる環境を整えてあげましょう。
歯ぎしりの頻度が増えたと感じたら、日々の学校生活や友人関係について話を聞き、安心感を与えることが効果的です。

睡眠の時間と質を確保する
就学前のお子さまには10〜13時間の睡眠が必要とされています。十分な睡眠時間の確保は、不要な歯ぎしりの改善につながります。
就寝前のスマートフォンやタブレットの使用を控え、寝室の環境(明るさ・音・温度)にも気を配りましょう。睡眠の質を高めることで、歯ぎしりの頻度が減少するケースも多く見られます。
歯科医院ではどんな治療や対応をするのか?
家庭での対処で改善しない場合や、歯の摩耗・顎の痛みなどの症状がある場合は、歯科医院での専門的な対応が必要です。
ナイトガード(夜間用マウスピース)の使用
ナイトガードは、夜間のみ使用する透明のマウスピースです。歯の擦り減りを防ぐ即効性が高く、数ミリ噛み合わせの高さが出ることで装着中は強く噛みにくくなり、歯ぎしりそのものの改善も期待できます。
歯が必要以上に削れてしまうほど歯ぎしりが強い子供には「ナイトガード」の使用が推奨されています。
口腔筋機能療法(MFT)によるアプローチ
口腔筋機能療法(MFT)は、口周りの筋肉のバランスを整えるトレーニングです。口呼吸や舌の位置の問題が歯ぎしりに関与している場合に特に有効で、顎の正常な発育をサポートします。
当院では、お子さまのいびきや口呼吸に対してもMFTを取り入れたアプローチを行い、必要に応じて耳鼻科・小児科との医科連携も実施しています。

噛み合わせ・顎の発育チェックと小児矯正
歯ぎしりの背景に噛み合わせの問題や顎の発育不全がある場合は、小児矯正による根本的なアプローチが有効です。当院では5歳頃からマウスピース型装置と口周り筋肉トレーニングを併用する「予防矯正」を採用しており、平均2〜3年で治療が完了します。
抜歯が不要なケースが多く、痛みも少ないため、お子さまへの負担を最小限に抑えながら噛み合わせの根本改善を目指せます。
子供の矯正(小児矯正)について治療について詳しく知りたい方へ
お口の状態は一人ひとり異なります。ご自身のケースが気になる場合は、葛西駅前 あなたの歯医者さん矯正歯科までご相談ください。ご予約・お問い合わせは以下から承っています。
口呼吸・いびきと歯ぎしりの関係は何か?
口呼吸やいびきは、子供の歯ぎしりと深く関連しています。鼻詰まりやアレルギー性鼻炎によって口呼吸を余儀なくされると、顎や舌の筋肉が過剰に緊張し、歯ぎしりを引き起こすことがあります。
重度の場合、睡眠時無呼吸症候群が関係していることもあります。睡眠中の酸素不足が体にストレスを与え、それが歯ぎしりの原因になることがあります。お子さまのいびきが気になる場合は、単なる「眠りが深い証拠」と見過ごさず、歯科的な視点からも確認することが大切です。
当院では、口の開き方・舌の位置・噛み合わせの確認、顎の成長バランスのチェック、MFTを取り入れたアプローチを行い、必要に応じて耳鼻科・小児科との連携も実施しています。

葛西で子供の歯ぎしりを相談するなら?
子供の歯ぎしりは、年齢・原因・症状の程度によって対応が異なります。「うちの子は大丈夫かな?」と少しでも気になったら、早めに専門家に相談することが安心への近道です。
当院では0歳から対応する年齢別の小児歯科プログラムを提供しており、管理栄養士による食育・栄養指導、MFT、予防矯正まで一貫してサポートします。歯医者が苦手なお子さまには段階的なステップアップ方式で無理なく慣れていただけます。WEB予約は24時間受付対応、葛西駅西出口より徒歩2分です。
お子さまの歯ぎしり・噛み合わせ・歯並びのご相談は、ぜひ葛西駅前 あなたの歯医者さん矯正歯科にお気軽にどうぞ。
よくある質問
子供の歯ぎしりはいつ頃から始まりますか?
生後8か月頃、上下の前歯が生えそろい始める時期から起こり始めます。乳臼歯が生える2歳頃や、乳歯から永久歯に生え替わる4〜6歳にかけて特に多く見られます。
子供の歯ぎしりは放置しても大丈夫ですか?
多くの場合は成長とともに自然に収まるため、過度な心配は不要です。ただし6歳以降も続く場合や歯が欠けるほど強い場合は歯科医院への相談が必要です。
6歳を過ぎても歯ぎしりが続く場合はどうすればよいですか?
6歳以降も続く歯ぎしりは、噛み合わせや顎の発育に問題がある可能性があります。早めに小児歯科を受診し、原因を確認してもらいましょう。

子供の歯ぎしりにナイトガードは必要ですか?
歯が著しく削れている場合や強い歯ぎしりが続く場合に、歯を守るためナイトガードの使用が推奨されます。すべての子供に必要なわけではなく、歯科医師の判断で決まります。
子供の歯ぎしりとストレスは関係していますか?
特に6歳以降の歯ぎしりはストレスが原因となることがあります。学校生活・友人関係・家庭環境の変化などが影響するため、子供の様子を観察し安心できる環境を整えることが大切です。
口呼吸が歯ぎしりに影響することはありますか?
鼻詰まりやアレルギーによる口呼吸が顎・舌の筋肉を緊張させ、歯ぎしりを引き起こすことがあります。口呼吸が習慣化している場合は歯科での確認をおすすめします。
子供の歯ぎしりを悪化させないために家庭でできることは?
よく噛む食習慣の定着・正しい姿勢の指導・十分な睡眠時間の確保・リラックスできる家庭環境づくりの4つが有効です。就学前のお子さまには10〜13時間の睡眠が推奨されています。
小児矯正は歯ぎしりの改善に効果がありますか?
噛み合わせの問題が歯ぎしりの原因の場合、小児矯正による根本的な改善が期待できます。当院では5歳頃からマウスピース型の予防矯正に対応しており、顎の正常な発育をサポートします。
子供の歯ぎしりで歯が削れてしまったらどうなりますか?
歯の摩耗は自然には回復しません。強い歯ぎしりが続くと神経への影響や歯のぐらつきが起こることもあるため、早めに歯科医院で診てもらうことが重要です。
何歳から歯科医院に連れて行けばよいですか?
当院は0歳から対応しています。歯ぎしりが気になり始めたタイミングで受診いただくのが理想で、早期発見・早期対応が将来の歯並びや噛み合わせを守ることにつながります。
結論
子供の歯ぎしりは、多くの場合は顎の成長・噛み合わせ調整のための生理現象であり、成長とともに自然に改善します。しかし、6歳以降も続く・歯が欠けるほど強い・顎の痛みがある場合は歯科受診が必要です。家庭ではよく噛む習慣・正しい姿勢・十分な睡眠・リラックス環境の4つを意識してください。気になるサインがあれば早めに小児歯科へ相談し、専門家の判断を仰ぐことが最善の選択です。
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葛西駅前 あなたの歯医者さん矯正歯科
葛西駅前の歯科・矯正歯科です。治療内容やご不安な点について、丁寧にご説明します。ご予約・ご相談は、WEB・LINE・お電話でお気軽にどうぞ。
著者情報
葛西駅前 あなたの歯医者さん矯正歯科 理事長 久保田 達也

経歴
2007〜私立佐野日本大学高等学校 卒業
2013〜日本大学歯学部 卒業
2018〜日本大学大学院歯学研究科 応用口腔科学分野 歯周病学 卒業
2018〜日本大学歯学部付属歯科病院 歯周病科 入局
2019〜デジタルハリウッド大学院 デジタルコンテンツ研究科入学
日本大学歯学部付属歯科病院 非常勤講師
所属学会・認定資格
日本歯周病学会 認定医
日本臨床歯周病学会
口腔インプラント学会
日本顎咬合学会
抗加齢医学会
JIADS
Osseointegration studyclub of Japan
厚生労働省認定 歯科医師 臨研修指導歯科医
日本歯科医師会会員
東京都歯科医師会会員
江戸川区歯科医師会会員

















