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こども矯正はいつから始める?迷ったときの判断ポイントを解説

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この記事の監修者

葛西駅前あなたの歯医者さん矯正歯科 院長 久保田達也
葛西駅前あなたの歯医者さん矯正歯科
日本歯周病学会認定医
院長久保田達也くぼた たつや

大学病院の歯周病科で10年以上にわたり研鑽を積み、海外の歯周病・インプラント学会でも発表を重ねてきました。
「歯を抜かずに残す」治療を追求し、矯正や補綴、咬み合わせ診断を組み合わせた包括的なアプローチで、再治療のいらない安定した口腔環境を目指しています。

口腔内写真やデジタルレントゲンを活用し、わずかな変化も見逃さず管理。いびき治療や栄養・ストレッチ指導など生活習慣にも踏み込み、全身の健康寿命を延ばすサポートを行っています。
海外で得た最新知見も診療に即反映し、長く健康な口腔状態を維持できるよう努めています。

お子さまの歯並び、気になっていませんか?

「うちの子、歯並びが少し気になるけど、いつから矯正を始めればいいの?」

こんな疑問をお持ちの親御さんは、とても多いです。

お子さまの成長は早く、気づいたときには「もう少し早く始めていれば・・・」と後悔されるケースも少なくありません。実際、矯正治療を始める適切なタイミングを逃してしまうと、将来的に抜歯が必要になったり、治療期間が長くなったりする可能性があります。

一方で、「まだ早いかも」と様子を見ているうちに、顎の成長が進んでしまい、本来なら予防できた問題が大きくなってしまうこともあるのです。

この記事では、葛西駅前「あなたの歯医者さん矯正歯科」で小児歯科・小児矯正を専門に診療している立場から、こども矯正を始める適切な時期と、迷ったときの判断ポイントを詳しく解説します。お子さまの将来の健康な歯並びのために、ぜひ最後までお読みください。

こども矯正を始める「ベストなタイミング」とは

結論から申し上げると、こども矯正を始める最適な時期は、6歳から9歳頃です。

この時期は、乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」と呼ばれ、顎の成長が活発な時期にあたります。

なぜ6歳から9歳が重要なのか

この時期が重要な理由は、顎の骨がまだ柔らかく、成長をコントロールしやすいからです。

顎の成長は中学卒業までに約90%が完了します。つまり、早期に介入することで、顎の成長を正しい方向に導く期間を長く確保できるのです。特に前歯が生え変わる時期に歯が重なっている場合は、顎の横幅が狭いことを示しており、顎の成長が遅延していると判断できます。

成長期だからこそ可能な治療があります。大人になってからでは、骨格的な問題を改善することは難しく、抜歯や外科手術が必要になるケースもあります。

「早すぎる」ということはあるのか

「まだ乳歯が残っているのに矯正は早いのでは?」

このように考える親御さんも多いです。しかし、乳歯が残っている時期だからこそ、できる治療があります。

例えば、受け口や出っ歯のような骨格的な問題は、成長期の間に適切な対応を行うことで、将来的な治療の選択肢が広がります。永久歯がすべて生えそろってから矯正を始めると、抜歯が必要になることや治療期間が長くなるケースも少なくありません。

ただし、すべてのお子さまがすぐに装置をつける必要があるわけではありません。歯科医師は成長のスピードや発達段階を見ながら、「今すぐ矯正を始めるべきか」「経過を観察すべきか」を判断します。

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こんな症状があったら、早めの相談を

お子さまの歯並びで気になることがあれば、できるだけ早めに歯科医師へ相談することをおすすめします。

特に以下のような症状が見られる場合は、注意が必要です。

受け口(反対咬合)

下の前歯が上の前歯の外側に重なっている状態です。

受け口は顎の異常な成長を引き起こす可能性があり、骨格上の問題は大人になってからの改善が難しいため、早めに矯正を始めた方が改善しやすいです。

出っ歯(上顎前突)

上の前歯が前に出ている状態です。唇が閉じにくく、外傷のリスクが高くなりやすいと言われています。また、前歯が乾燥しやすいため、むし歯や歯周病のリスクも高まります。

開咬(かいこう)

奥歯で噛んでも前歯の上下に隙間ができてしまう状態です。

前歯で食べ物を噛み切れない、サ行タ行などの発音がしづらいという問題が出てきます。また、顎にかかる負担も大きいため、顎関節症のリスクも伴います。

叢生(そうせい)

顎と歯の大きさがアンバランスになっていることで、歯並びがデコボコしている状態です。

歯磨きがしにくいと磨き残しが溜まりやすく、むし歯になるリスクも高いため、日頃からのケアと定期的な歯科医院でのチェックを受けることが重要になってきます。

交叉咬合(こうさこうごう)

奥歯が逆になっている状態で、顎の異常な成長を引き起こす可能性があります。

これらの症状は、早期に対処することで将来的な不正咬合を予防できるケースも多いです。

ご家庭でできる「矯正が必要かどうか」のチェックポイント

歯科医院に行くべきかどうか迷っているという親御さんも多いかもしれません。

矯正が必要かどうか迷うときは、ご家庭でも次のような点を確認してみましょう。

前歯が閉じない、上下の重なりが逆になっている

前歯でしっかりと物が噛めない状態や、下の歯が上の歯より前に出ている状態は、早めの相談が必要です。

口呼吸をしている

口呼吸は歯や口腔全体に悪影響を及ぼし、さらには顔の骨格にも影響を与えることがあります。

特に夜間に口呼吸が続く場合、これが歯並びの問題を引き起こしている可能性があるため、注意深く観察することが必要です。

指しゃぶりや舌のクセがある

指しゃぶりや舌の癖、口呼吸といった生活習慣の影響で、歯並びに影響を与えることがあります。

早めに対処することで将来的な不正咬合を予防できるケースもあります。

いびきをかく

姿勢の乱れや口呼吸、いびきは、歯並びや顎の成長に影響を及ぼす可能性があります。

当院では歯科の視点から、姿勢チェックや口腔機能の評価を行い、必要に応じてトレーニングや生活指導を行っています。

歯が重なっている、隙間がない

歯が重なったり、噛み合わせに違和感を覚える場合は、すぐに治療を始めることが、後の大掛かりな治療を防ぐための適切な判断となります。

これらのサインを、歯並び・あごの成長・呼吸と結びつけて評価することが大切です。必要に応じて、耳鼻科や小児科との連携も行いながら、お子さまの成長を総合的にサポートすることが重要です。

当院の小児矯正の考え方

葛西駅前「あなたの歯医者さん矯正歯科」では、小児矯正を「今だけの治療」とは考えていません。

生涯にわたって「むし歯ゼロ」で過ごせるお口を育てることを目標としています。

歯を並べる前に「悪くならないようにする」

当院の小児矯正は、いわゆる「歯を動かす矯正」とは少し違います。

目的は、将来、抜歯や大きな矯正が必要にならないようにすることです。小児矯正は、歯を無理に動かす治療ではありません。成長期だからこそ可能な、顎の発育や筋肉の使い方を整える治療です。

当院では、口腔筋機能療法(MFT)マウスピース型矯正装置を併用し、歯並びが悪くなる原因そのものにアプローチします。姿勢や呼吸、飲み込みといった要素も含め、将来の本格矯正をできるだけ軽減・回避することを目指しています。

顎の成長を正しくサポート

あごの成長をサポートすることで、永久歯が自然にきれいに並ぶスペースを確保しやすくなります。

大人の矯正では抜歯が必要になることがありますが、小児矯正では顎を広げたり成長を利用したりすることで、抜歯を避ける治療が可能です。

お子さまのペースを大切にした診療

歯科医院に苦手意識を持ってしまうと、通院そのものが負担になり、結果としてお口の健康を守れなくなってしまいます。

当院では、いきなり治療を行うことはせず、衛生士の膝の上でお口を見せる、診療台に座る、レントゲン撮影に慣れるといった段階を踏みながら、お子さまのペースで無理なくステップアップしていきます。

「楽しく通える歯医者」であることを大切にしています。

小児矯正の治療期間と費用について

小児矯正の治療は、「第一期治療」と「第二期治療」の2つに分かれます。

第一期治療(6歳~12歳頃)

乳歯のみまたは乳歯と永久歯が混在している時期に行う治療です。

目的は、顎のバランスを整えることです。主に床矯正と呼ばれる取り外し式の装置を使います。上下の永久歯が正しい咬み合わせになるように、お子さんの体の成長に合わせて装置を交換し、顎が拡がるように誘導していく治療です。

治療期間は約1~3年で、その後、顎の成長や歯の生え変わりなどを経過観察していきます。永久歯が全て生えそろった頃、第二期治療への移行が必要かどうかを判断します。

当院のマウスピース型矯正装置は、日中1時間と就寝時のみ装着するため、痛みが少なく、食事・歯みがきは今まで通りで、小さなお子さまでも続けやすいのが特徴です。平均2~3年で完了するケースが多いです。

第二期治療(12歳~成人)

全て永久歯に生え変わった後の時期に行う治療です。

目的は歯並び・咬み合わせの改善です。第一期治療後、総合的にバランスのとれた歯列に整えることを目指します。歯並びがガタガタしているなど骨格の問題が無い場合は、第一期治療をせずに様子をみて第二期治療からスタートすることもあります。

治療期間は約1~2年で、治療完了後、歯並びを安定させる保定期間(1年ほど)が必要です。

0歳からの口腔育成も大切です

0歳からの口腔育成は、乳歯だけでなく将来の永久歯や顎の成長にも大きく関わります。

当院では、舌の使い方や飲み込み方、口呼吸などの習慣にも着目し、正しい口腔機能の発達をサポートしています。

管理栄養士による食育サポート

また、管理栄養士が在籍しており、離乳食の進め方や食習慣についても歯科的な視点からアドバイスが可能です。

歯と食事の両面から、お子さまの健やかな成長を支えます。

年齢に応じた小児歯科の考え方

当院では、年齢に応じた小児歯科の考え方で、0~3歳、4~5歳、6~12歳それぞれに対応しています。

  • 0~3歳:歯に興味を持ち、歯みがき習慣と歯科通院に慣れる
  • 4~5歳:正しい歯みがき習慣の定着と口腔内環境の安定
  • 6~12歳:永久歯を守りながら、歯並びやかみ合わせを意識した管理

特に混合歯列期は、歯並びやかみ合わせに大きな影響が出る時期です。必要に応じて、予防的な小児矯正(予防矯正)をご提案しています。

まとめ:迷ったら、まず相談を

こども矯正を始める最適な時期は、6歳から9歳頃です。

この時期は、顎の成長が活発で、成長をコントロールしやすいため、将来的な大掛かりな治療や抜歯のリスクを減らすことができます。

「まだ早いかも」「むし歯はないけど心配」そんな段階でも大丈夫です。

お子さまの歯や成長について気になることがあれば、早めに相談できる場所があること自体が、何よりの予防になります。葛西駅前「あなたの歯医者さん矯正歯科」は、無理に治療しない、親の不安をきちんと説明してくれる、子どもの将来まで考えてくれる、そんな相談しやすい空気がある歯科医院です。

お子さまの未来の笑顔を守るために、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。成長期だからこそできるサポートを、専門的な視点で丁寧に行ってまいります。

著者情報

葛西駅前 あなたの歯医者さん矯正歯科 理事長 久保田 達也

経歴

2007〜私立佐野日本大学高等学校 卒業
2013〜日本大学歯学部 卒業
2018〜日本大学大学院歯学研究科 応用口腔科学分野 歯周病学 卒業
2018〜日本大学歯学部付属歯科病院 歯周病科 入局
2019〜デジタルハリウッド大学院 デジタルコンテンツ研究科入学
日本大学歯学部付属歯科病院 非常勤講師

所属学会・認定資格

日本歯周病学会 認定医
日本臨床歯周病学会
口腔インプラント学会
日本顎咬合学会
抗加齢医学会
JIADS
Osseointegration studyclub of Japan
厚生労働省認定 歯科医師 臨研修指導歯科医
日本歯科医師会会員
東京都歯科医師会会員
江戸川区歯科医師会会員

〒134-0083
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