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インプラントで後悔しないために知っておきたい5つのポイントを歯科医が徹底解説

SUPERVISOR

この記事の監修者

葛西駅前あなたの歯医者さん矯正歯科 院長 久保田達也
葛西駅前あなたの歯医者さん矯正歯科
日本歯周病学会認定医
院長久保田達也くぼた たつや

大学病院の歯周病科で10年以上にわたり研鑽を積み、海外の歯周病・インプラント学会でも発表を重ねてきました。
「歯を抜かずに残す」治療を追求し、矯正や補綴、咬み合わせ診断を組み合わせた包括的なアプローチで、再治療のいらない安定した口腔環境を目指しています。

口腔内写真やデジタルレントゲンを活用し、わずかな変化も見逃さず管理。いびき治療や栄養・ストレッチ指導など生活習慣にも踏み込み、全身の健康寿命を延ばすサポートを行っています。
海外で得た最新知見も診療に即反映し、長く健康な口腔状態を維持できるよう努めています。

「歯を失ってしまったけれど、できるだけ自分の歯と同じように噛めるようになりたい」

「入れ歯の違和感や、周りの歯に負担がかかる治療には不安がある」

そんな思いから、インプラント治療を検討される方は少なくありません。

インプラント治療は、歯の欠損を補うための高度な歯科医療技術であり、従来の入れ歯やブリッジに代わる選択肢として注目されています。しかし、外科手術を伴い、やり直しが難しい治療だからこそ、「本当にインプラントが最善なのか」「今すぐ治療すべきなのか、他の選択肢はないのか」と悩まれる方も多いと思います。

インプラント治療を後悔しないための5つのポイント

インプラント治療で後悔しないためには、治療前に知っておくべき重要なポイントがあります。

ここでは、歯科医の視点から特に重要な5つのポイントをご紹介します。

1. 精密検査と診断の重要性を理解する

インプラント治療において、精密検査と正確な診断は成功の鍵を握ります。

特に重要なのが**歯科用CTによる三次元診断**です。歯科用CTは、あごの骨の厚みや神経・血管の位置を正確に把握することができます。従来のX線写真は二次元的な平面での診断しかできませんでしたが、歯科用CTでは三次元の立体画像のレベルに変換することでより多くの情報が得られるようになりました。

神経や血管の位置、骨量を正確に把握したうえで治療計画を立案することで、治療の安全性を高めることができます。また、CTデータを活用した**サージカルガイド**を用いることで、インプラントの埋入角度や深さのズレを防ぎ、より安全で再現性の高い治療を行うことが可能です。

骨の状態や全身疾患などを理由に他院でインプラント治療を断られた方や、大学病院を紹介された方でも、精密検査によって治療の可能性が見えてくることがあります。

2. 治療を無理に勧めない歯科医院を選ぶ

信頼できる歯科医院選びは、インプラント治療の成功に直結します。

「本当にインプラントが必要なのか」「他の選択肢はないのか」も含め、治療を無理に勧めることなく、患者さまのお口の状態・全身の健康状態・ライフステージを踏まえたうえで、メリット・デメリットをきちんと説明してくれる歯科医院を選ぶことが大切です。

セカンドオピニオンや無料相談に対応している歯科医院であれば、納得したうえで治療を選ぶことができます。インプラント治療は単なる欠損補綴ではなく、将来の健康を見据えた医療と捉え、患者さまの価値観を尊重してくれる歯科医院を選びましょう。

3. 全身状態と口腔環境の適応条件を確認する

インプラント治療には、いくつかの適応条件があります。

まず、顎骨の健康状態が良好であることが基本的な条件の一つです。インプラントを埋め込むためには、十分な量と質の骨が必要であり、骨が不足している場合や弱くなっている場合には、インプラントが安定しない可能性があります。このため、骨量が不十分な場合には、骨移植手術や骨再生療法が必要になることがあります。

全身の健康状態も重要です。インプラント治療には外科手術が伴うため、糖尿病や心疾患、重度の免疫力低下などの持病を抱えている場合は、術後の回復に影響を及ぼす可能性があるため、慎重な判断が求められます。

また、喫煙習慣がある方は注意が必要です。喫煙をすると血管が収縮して血流を悪化させ、血流が悪化すると血中で運んでいる酸素や栄養が歯周組織に行き渡りません。そのためインプラントと骨の結合がうまくいかなくなることが多く、インプラント周囲炎になりやすいとされています。

インプラント治療の選択肢と特徴

インプラント治療には、患者さまの状態に応じていくつかの選択肢があります。

ここでは、代表的な治療法とその特徴をご紹介します。

抜歯即時インプラントという選択肢

条件が整えば、抜歯と同時にインプラントを埋入する**抜歯即時インプラント**を選択することが可能です。

この治療法は、手術回数や治癒期間を抑え、身体的・精神的負担を軽減できるというメリットがあります。抜歯窩(歯を抜いた穴)の骨が大きく変化する前に支台を確保できるため、治療期間の短縮や歯ぐきの形態維持が期待できます。

ただし、高度な診断力と技術が求められる治療のため、すべての症例に適応できるわけではありません。抜歯部に急性の感染や膿がない、抜歯窩の周囲に連続した骨壁が残る、全身状態が安定しているなどの条件を満たす必要があります。CTによる精密検査をもとに、適応可否を慎重に判断することが重要です。

静脈内鎮静法による不安軽減

外科手術に対する不安が強い患者さまには、**静脈内鎮静法**の併用が可能です。

うとうとしたリラックス状態で治療を受けていただけるため、痛みや恐怖感を抑えたインプラント治療を実現しています。全身麻酔ではないため、意識が完全になくなるわけではありませんが、恐怖感や不安感を抑えられるという大きなメリットがあります。

「手術が怖くて踏み出せなかった」という方にとって、安心できる選択肢の一つです。

他の治療法との比較

インプラント治療の最大の利点は、周囲の健康な歯を削ったり、負担をかけたりしないことです。

入れ歯やブリッジと比較して、噛む力をあごの骨に直接伝えられるため、顎骨の吸収を抑え、口腔内全体のバランス維持にもつながります。ブリッジ治療のように両隣の健康な歯を削る必要がないので、他の歯への負担がありません。

入れ歯の場合、取り外して洗浄する手間がありますが、インプラントは天然歯と同じように歯ブラシで磨くだけでOKです。また、入れ歯のように外れる心配もなく、ケア次第では長期間にわたり機能してくれる頼もしい治療法です。

安全性を支える設備と環境

インプラント治療の成功には、高度な設備と衛生的な環境が不可欠です。

ここでは、安全性を支える重要な要素をご紹介します。

完全個室のオペ室と感染対策

インプラント治療では、感染対策が極めて重要です。

完全個室のオペ室、医療用空気清浄機、生体情報モニター、AEDなどを備え、万が一にも備えた安全管理体制を整えている歯科医院を選ぶことが大切です。感染対策にも配慮された環境で治療を受けられる点は、患者さまにとって大きな安心材料です。

抜歯窩の感染がないことが大前提であり、バイオフィルム除去と術前クリーニングの重要性も高まっています。全身状態と免疫バランスの確認も欠かせません。

歯科用CTによる三次元診断

歯科用CTによる精密検査は、インプラント治療の安全性を高める上で必須です。

コンビーム方式の歯科用CTは、座ったままで撮影でき、被爆量が少なく体にやさしいという特徴があります。高画質であり、金属アーチファクト(画像の乱れ)が少なく、短時間で三次元画像を構築できます。

一般のレントゲンでは見えなかった部分が容易に確認できるようになり、顎の内部構造などもリアルに見えます。顎の歯だけではなく、上顎洞(鼻の奥)の形態や粘膜の状態・病巣などを立体画像で確認できるため、正確な診査・診断により、治療の安全性を高めることができます。

サージカルガイドの活用

CTデータを活用した**サージカルガイド**は、インプラント治療の精度を飛躍的に向上させます。

サージカルガイドを用いることで、インプラントの埋入角度や深さのズレを防ぎ、より安全で再現性の高い治療を行うことができます。デジタルプランニングと組み合わせることで、骨と歯ぐきのバランスを整える処置も可能になります。

治療後のメンテナンスと長期的な成功

インプラントは「入れて終わり」の治療ではありません。

長期的な成功には、適切なメンテナンスが不可欠です。

インプラント周囲炎の予防

インプラント周囲炎は、インプラントの長期的な成功を脅かす最大のリスクです。

天然歯と同じように、定期的なメンテナンスと日常のケアが重要です。インプラント周囲炎を防ぐための定期メンテナンスを重視し、長期的に安定した状態を維持できるようサポートを受けることが大切です。

インプラントは天然歯に非常に近い機能を持ちますが、定期的なメンテナンスと日常の口腔ケアが不可欠です。おおよそ3〜6ヵ月に1回のペースで通院することで、10年、20年と長くインプラントを使い続けることが可能になることがあります。

高齢の方や介護が必要な方への配慮

高齢の方や認知症を有する方についても、適切な配慮が必要です。

ご家族・介護者の方へ向けた注意点を丁寧にお伝えし、長期的な口腔健康に対して前向きな姿勢を持つことが、成功する治療のカギとなります。高齢者でも健康状態が良好であれば、インプラント治療を受けることが可能であり、実際に高齢の患者さまであっても、十分に成功しているケースが多く報告されています。

定期チェックと長期的な安定

インプラントを長持ちさせるためには、歯科医院での定期的なチェックやクリーニングが必要となります。

適切なメンテナンスで長持ちすれば、10年以上持つことも多く、中には20年以上快適に使われている方もいます。長期的に見ると経済的であり、生活の質(QOL)が向上するという大きなメリットがあります。

インプラント治療を前向きに考えるために

インプラント治療に対する不安は、多くの方が抱えるものです。

しかし、正しい知識と適切な準備をすれば、多くの方が安全に受けられる治療です。

不安をすべて取り除くのではなく「把握」する

「喫煙している自分は無理かも…」「費用が高いのでは?」「手術が痛そう」といった不安を感じるのは自然なことです。

大切なのは、不安をすべて取り除くのではなく、リスクと対策を正しく理解することです。喫煙歴があっても治療を諦める必要はなく、「喫煙=治療不可能」ではないという事実を知ることが重要です。

医師に相談しにくい、否定されるかもしれないという心理を持つ方もいますが、歯科医師は患者さまの生活背景も含めて治療を支える専門家です。無理に禁煙を迫るのではなく、喫煙による影響を正確に評価した上で、現実的な対策や治療法を一緒に検討することが本来の医療の在り方です。

「今からできること」が未来を変える第一歩

インプラント治療を成功させるためには、「今からできること」に目を向けることが大切です。

手術前後の禁煙期間が与える影響は大きく、ニコチンパッチや代替法の活用方法も検討できます。術後の口腔ケアとメンテナンスの重要性を理解し、長期的な視点で健康な口腔環境を維持するためのサポートを受けることが成功への近道です。

まずは相談するという選択肢

喫煙の有無にかかわらず、まずは相談するという選択肢を持つことが重要です。

あなたの口腔状態を正しく評価できる専門医に相談し、メリット・デメリットを正確に説明してもらうことで、納得いただける治療選択を支えることができます。セカンドオピニオンや無料相談を活用し、「本当に自分に必要なのか」から相談できる安心感を得ることが大切です。

インプラント治療は、患者さまのライフステージや価値観を尊重し、将来の健康を見据えた医療です。「これ以上、歯を失いたくない」「将来を見据えた治療を選びたい」そんな方にとって、インプラントは一つの選択肢になります。

まとめ:後悔しないインプラント治療のために

インプラント治療で後悔しないためには、以下の5つのポイントを押さえることが重要です。

1. 精密検査と診断の重要性を理解する

歯科用CTによる三次元診断とサージカルガイドの活用により、安全で再現性の高い治療が可能です。

2. 治療を無理に勧めない歯科医院を選ぶ

セカンドオピニオンや無料相談に対応し、メリット・デメリットをきちんと説明してくれる歯科医院を選びましょう。

3. 全身状態と口腔環境の適応条件を確認する

骨の状態、全身疾患、喫煙習慣などを考慮し、適応可否を慎重に判断することが大切です。

4. 安全性を支える設備と環境を確認する

完全個室のオペ室、医療用空気清浄機、生体情報モニターなど、万全の安全管理体制が整っているか確認しましょう。

5. 治療後のメンテナンスを重視する

インプラント周囲炎を防ぐための定期メンテナンスと日常の口腔ケアが、長期的な成功の鍵です。

インプラント治療は、周囲の健康な歯に負担をかけない、天然歯に近い噛み心地と審美性を取り戻せる優れた治療法です。しかし、外科手術を伴い、やり直しが難しい治療だからこそ、診断・説明・設備・術後管理まで一切妥協しない体制が必要です。

不安や疑問がある方は、まず専門医に相談することから始めてみてください。あなたのお口の状態を正しく評価し、最適な治療計画をご提案いたします。

葛西駅前 あなたの歯医者さん矯正歯科では、インプラント無料相談・セカンドオピニオンを行っています。

「本当にインプラントが必要なのか」「他の選択肢はないのか」も含め、治療を無理に勧めることはありません。できる限り痛みや不安を抑え、長期的に安定するインプラント治療を重視し、患者さま一人ひとりのお口と全身状態に合わせた治療計画をご提案しています。

まずはお気軽にご相談ください。あなたの笑顔と健康を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

著者情報

葛西駅前 あなたの歯医者さん矯正歯科 理事長 久保田 達也

経歴

2007〜私立佐野日本大学高等学校 卒業
2013〜日本大学歯学部 卒業
2018〜日本大学大学院歯学研究科 応用口腔科学分野 歯周病学 卒業
2018〜日本大学歯学部付属歯科病院 歯周病科 入局
2019〜デジタルハリウッド大学院 デジタルコンテンツ研究科入学
日本大学歯学部付属歯科病院 非常勤講師

所属学会・認定資格

日本歯周病学会 認定医
日本臨床歯周病学会
口腔インプラント学会
日本顎咬合学会
抗加齢医学会
JIADS
Osseointegration studyclub of Japan
厚生労働省認定 歯科医師 臨研修指導歯科医
日本歯科医師会会員
東京都歯科医師会会員
江戸川区歯科医師会会員

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