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アデノイドが大きくなることによって顔つきが変化する「アデノイド顔貌」は、口元が突出したり、顎がないように見えたりする特徴があります。見た目を気にされる方も多く、美容外科での治療を検討される方もいらっしゃるでしょう。
しかし、アデノイド顔貌を改善するためには根本的な原因を解決する必要があります。歯科の分野でもアプローチできる方法があるため、本記事でアデノイド顔貌の治療法について詳しくお伝えします。
SUPERVISOR
この記事の監修者
大学病院の歯周病科で10年以上にわたり研鑽を積み、海外の歯周病・インプラント学会でも発表を重ねてきました。
「歯を抜かずに残す」治療を追求し、矯正や補綴、咬み合わせ診断を組み合わせた包括的なアプローチで、再治療のいらない安定した口腔環境を目指しています。
口腔内写真やデジタルレントゲンを活用し、わずかな変化も見逃さず管理。いびき治療や栄養・ストレッチ指導など生活習慣にも踏み込み、全身の健康寿命を延ばすサポートを行っています。
海外で得た最新知見も診療に即反映し、長く健康な口腔状態を維持できるよう努めています。

アデノイド顔貌の治療を行うにあたって、原因を追求し、一人ひとりに適した治療をご提案します。
アデノイド顔貌の原因となる口呼吸から鼻呼吸へと導き、日頃の姿勢を改善して舌と顎の位置を安定させます。この姿勢改善は、顔貌だけでなく体型を細く、バストアップしたように見せる効果もあるため、見た目を重視される方は特におすすめです。
また、噛み合わせの位置にも着目し、顎を前に出して自然な位置で噛めるような治療にも取り組んでいます。
アデノイド顔貌とともに噛み合わせについても不安がある方はお気軽に当院までご相談ください。

アデノイド顔貌の特徴には以下のようなものがあります。
コーヒーに含まれている焙煎された豆の微粒子が舌に付着することで、汚れとなり口臭が発生します。
その他にも、カフェインも多く含まれていることから、口の中が乾燥しやすく、口臭へとつながります。
エナジードリンクも同様にカフェインが多く含まれており、口の中の乾燥しやすいのに加え、糖分も多いために細菌が繁殖しやすく口臭が発生しやすくなります。
ジュースや炭酸飲料も糖分が多いため注意が必要です。
そして、アルコールは体内で分解される時に、アセトアルデヒドが生成され、アルコール臭の原因となっています。
利尿作用があることから唾液の分泌も減少し、口腔乾燥もまねきやすいため、飲酒した3倍程度の水を飲んだほうがよいでしょう。

アデノイド顔貌になる原因は、アデノイド(咽頭扁桃)が肥大することで口呼吸が習慣化されることです。
口呼吸以外にも以下のような習慣によってアデノイド顔貌になることがあります。
鼻炎の場合、鼻呼吸が難しくなるため、口呼吸になりがちです。口呼吸は口周りの筋肉が緩み、下顎が十分に成長せず、アデノイド顔貌になりやすくなります。
舌癖や指しゃぶりなどの悪習癖も同じく、歯並び・噛み合わせが乱れたり、下顎の成長を阻害されたりすることからアデノイド顔貌を引き起こすことがあります。

以下の症状が当てはまる場合、アデノイド顔貌である可能性が考えられます。
気になる症状がある方は、早めに歯科医院を受診しましょう。

以下の症状が当てはまる場合、アデノイド顔貌である可能性が考えられます。
「口ゴボ」「出っ歯」「アデノイド顔貌」はそれぞれ口元が突出しているという印象がありますが、実際には特徴が異なります。
口ゴボ:口元が前に出ているが、下顎の位置は正常
出っ歯:上の前歯が下の歯に比べて大きく前に出ている状態
アデノイド顔貌:下顎が後退しており、唇が前に出ている状態(下顎の成長が十分でないため、顎と首の境目がわかりにくいという特徴があります。)


アデノイド顔貌を放置するリスクは以下の通りです。
アデノイド顔貌は口がポカンと開いた状態になりやすいため、口の中が乾燥して細菌が繁殖しやすく、口臭が強くなりやすい傾向にあります。
口の中が乾燥すると、口の中の汚れを洗い流してくれる唾液の自浄作用も十分に得られません。そのため、むし歯や歯周病のリスクが高まる恐れがあります。
アデノイド顔貌はアデノイドが肥大することで鼻が通りにくく、口を開けて息をする習慣がついてしまいます。
このような口呼吸は口周りの筋力低下につながり、正しく舌や唇を使えていないことから歯並びや噛み合わせが乱れる可能性があります。
アデノイドが肥大すると鼻呼吸が難しくなるため、口呼吸が習慣化されます。
睡眠時にも口呼吸をしていると、舌の位置が下がることで気道が塞がれ、いびきや睡眠時無呼吸症候群の発症リスクが高まります。

アデノイド顔貌は予防はできても自力で治すのは難しいといえるでしょう。
成長段階である子どものうちに、アデノイド顔貌の原因となりやすい口呼吸などの悪習癖を改善することが大切です。
しかし、アデノイドが肥大していると、鼻呼吸が難しいために口呼吸になってしまいがちです。そのため、アデノイドの肥大は耳鼻科で治療を受け、それに伴うアデノイド顔貌や歯列の乱れは歯科治療を受けるようにしましょう。

アデノイドの肥大に関する治療は、耳鼻科で鼻やアデノイドの治療を受けます。
アデノイド顔貌の治療は歯科でも対応が可能ですが、子どもと大人では適切な治療法が異なりますので、それぞれの治療法について詳しくご紹介します。
顎や骨格が成長段階である子どものうちは、予防をメインに行います。
予防治療には主に以下の3つがあります。
舌や口周りの筋肉を正しく使えるようトレーニングを行うことです。アデノイド顔貌の原因となる悪習癖の改善とともに口周りを鍛えるトレーニングを行います。
歯がきれいに並ぶスペースが足りず、歯並びや噛み合わせが乱れるケースで使用します。
歯列の幅を拡げて、永久歯がきれいに生えるためのスペース確保を目的で行います。顎の成長途中である12歳頃まで効果的な治療法です。
顎の成長途中である子どものうちに受けられるマウスピース型の装置を使用する治療法です。
歯並びや噛み合わせの悪化の原因となる悪習癖を改善しつつ、顎の成長を促すために行われます。
子どものうちからできるアデノイド顔貌の対策(ワンポイントセンテンス)
簡単にできるトレーニングに「あいうべ体操」や「舌まわし」などがあります。
これらの体操は、舌や口周りを動かすことで、正しい発音を導き、口呼吸から鼻呼吸へと改善できる効果が期待できます。正しい姿勢での過ごし方を意識することも大切です。
中学生〜高校生にかけて顎の成長が完了します。
顎の成長が完了した後は、子どものように成長によって骨格が改善されることは期待できません。
そのため、以下のような治療を行います。
ワイヤー矯正とは古くから行われている歯列矯正です。
歯の表面にブラケットと呼ばれる矯正装置を接着し、その上にワイヤーを通して歯に矯正力を加えます。
マウスピース矯正は、透明のマウスピースを指定された時間装着し、歯に少しずつ矯正力を加える治療法です。
目立ちにくい装置を使用するため、治療中の見た目を気にされる方でも取り組みやすい治療法です。
外科矯正とは、一般的な矯正歯科治療での改善が難しい場合に行われる治療です。
顎の骨を移動させたり切断したりする外科手術と歯列矯正を組み合わせた治療を行います。

歯列矯正でアデノイド顔貌を治せるかどうかは、原因と症状によって異なります。
歯列矯正で治せるケースと治せないケースについてご説明します。
顎が小さいことで歯並びが乱れたり歯が突出したりしているケースでは、抜歯を行い、歯が並ぶためのスペースを確保して歯列矯正を行うことで改善できる可能性があります。
抜歯しなくても、歯を後方に移動させたり、歯と歯の間を薄く削ったりしてスペースを確保できるケースもあります。
顎にプロテアーゼを挿入したり、口唇にヒアルロン酸を注入したりする方法でアデノイド顔貌を治療することがありますが、これはいわゆる対症療法で根本的な治療ではありません。
骨格的な問題があるアデノイド顔貌の場合は、歯列矯正だけでは治すのが難しいといえます。
骨格的な問題がある場合は、顎の骨を切除したり、移動させたりする外科手術と歯列矯正を組み合わせた治療が必要です。

歯列矯正でアデノイド顔貌の改善が期待できますが、マウスピース矯正を選択するメリットは以下の通りです。
アデノイド顔貌はワイヤー矯正でも治療が可能ですが、マウスピース矯正は装置が目立ちにくいため、見た目を気にされる人にもおすすめです。
また、必要に応じて装置を自分で取り外せるため、写真撮影やスピーチなど特別なイベント時にもすぐに対応できます。
装置を取り外して口腔ケアを行えるのも、大きなメリットです。口腔内も装置も清潔に保ちやすいため、むし歯や歯周病リスクの軽減にもつながります。
そして、マウスピース矯正はワイヤー矯正に比べて、装置の違和感が少ない点も特徴の1つです。金属も使用しないため、金属アレルギーが心配な方でも治療を受けられます。

歯並びや噛み合わせの乱れが要因となるアデノイド顔貌は歯列矯正で治療が可能です。歯並びや噛み合わせが改善されるだけでなく、顔の印象も大きく変わります。
特に「横顔がきれいになった」と実感される方が多くいらっしゃいます。
アデノイド顔貌で美容整形を検討されている方もいらっしゃると思いますが、美容整形でのヒアルロン酸注入などは対処療法であり、根本的な原因を改善できるわけではありません。
アデノイド顔貌でお悩みの方は、まずは歯科医院で矯正治療が可能かどうか診察を受けてみましょう。
当院では、インビザラインでの治療を導入しています。
インビザラインであれば、治療開始前のシミュレーションで視覚的に変化を確認できるため、安心して治療に取り組めます。
また、インビザラインは世界中で導入されているマウスピース矯正であり、マウスピース矯正ブランドの中でもシェア率がトップレベルです。
症例実績も豊富であるため、多くの方が治療を受けやすいマウスピース矯正といえます。
アデノイド顔貌は口呼吸だけでなく、「頭が前に出る・胸が閉じる」姿勢習慣とも関連します。
そのため、矯正で歯並びを整えても、頭が前に出る姿勢や口呼吸が続くと下顎が後退しやすく、噛み方のバランスが再び偏って後戻りの一因になります。
保定装置だけに頼らず、姿勢・呼吸・舌の位置を同時に整えることが長期安定と再発予防の鍵です。
頭部の重みで下顎が後退しやすく、舌が低位になって気道が狭まり、口元の突出感や二重顎様の見え方を助長します。
当院では鼻呼吸の指導と並行し、立ち方・座り方・画面位置まで含めた姿勢プログラムを実施します。
姿勢が整うと舌が上顎に収まりやすくなり、下顎の前方安定が得られ、横顔の印象がすっきり見える場合があります。
矯正治療やMFTと組み合わせ、見た目と機能の双方から改善を目指します。

当院で、アデノイド顔貌についてよくいただく質問をまとめさせていただきました。
ご参照ください。

歯列矯正以外の治療法には外科矯正やアデノイド切除術、美容整形などの方法があります。
症状や原因によって一人ひとり適切な治療法は異なりますので、アデノイド顔貌でお悩みの方はまずはお気軽にご相談ください。
子どもの場合は、成長とともに鼻呼吸へと改善することで自然と治ることがあります。
ただし、大人の場合は、顎の成長も止まり骨格も完成しているため、自然と治ることは難しいでしょう。
アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎は慢性的な鼻づまりがみられるため、鼻呼吸が難しく口呼吸になりがちです。
また、アレルギー反応や炎症からもアデノイドが肥大しやすくなります。
その結果、口呼吸が習慣化されて、顎や骨格の成長を妨げてアデノイド顔貌につながる可能性があります。
アデノイドが肥大すると鼻の通りが悪くなるため、口呼吸になってしまいます。
睡眠時に口呼吸が続くと、舌の位置が下がるため、気道が狭くなっていびきや睡眠時無呼吸症候群を引き起こす恐れがあります。
アデノイド顔貌の治療は、治療目的や治療内容によって保険が適用されるか異なります。
アデノイド肥大によって睡眠時無呼吸症候群を引き起こし、医師の診断によって手術が必要となれば保険が適用されるケースがあります。
一方で、顔の見た目を改善することを目的とした治療は、美容目的として扱われるため、保険が適用されず自由診療となります。
保険適用になるか心配な方は、治療を受ける前に事前に医師によく確認をしておきましょう。
当院では、歯を健康に保つために、歯のメンテナンス(定期検診)を受けていただくことをお勧めしています。詳しくは当院の予防歯科をご覧ください。
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この記事の監修者
大学病院の歯周病科で10年以上、海外の歯周病学会やインプラント学会でも発表を経て、抜かずに残す治療に技術を磨いてきました。矯正、被せ物、咬み合わせ診断を組み合わせ、口腔内写真とデジタルレントゲンでわずかな変化も追いかけながら、再治療のいらない安定した状態をめざしています。
さらに、いびき治療や栄養療法、ストレッチなど生活習慣にまで踏み込み、口腔から全身の健康寿命を延ばすことが目標に診療を行いながら日々研鑽を重ねています。海外学会で得た最新知見も即座に診療へ反映。一生涯健康な口腔環境を維持できるようサポートしてまいります。
お口や噛み合わせの悩みは、どうぞお気軽にご相談ください。お口や噛み合わせの悩みは、どうぞお気軽に。
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