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インプラントの治療期間はどれくらい?完了までの目安と長引くケースを解説

「歯を失ってしまったけれど、できるだけ自分の歯と同じように噛めるようになりたい」

そんな思いから、インプラント治療を検討される方は少なくありません。

しかし、いざ治療を始めようとすると「どれくらいの期間がかかるのか」「仕事や生活にどれほど影響があるのか」と不安に感じることもあるでしょう。

インプラント治療は、あごの骨に人工歯根を埋め込む外科手術を伴うため、ある程度の期間を要します。治療期間は患者さんのお口の状態や全身の健康状態によって大きく異なりますが、一般的には**6カ月から12カ月**が目安とされています。

この記事では、インプラント治療にかかる期間の目安、治療の流れ、期間が長引くケース、そして治療中の過ごし方について、詳しく解説します。

インプラント治療の期間は6カ月〜12カ月が一般的

インプラント治療にかかる期間は、一般的に**6カ月から12カ月**程度です。

下あごの場合は約6カ月、上あごの場合は約12カ月が目安とされています。上あごの骨は下あごに比べて柔らかく、インプラントと骨が結合するまでに時間がかかるためです。

ただし、これはあくまで目安であり、患者さんのお口の状態や全身の健康状態によって大きく変わります。

治療期間に影響する主な要因

治療期間を左右する要因として、以下のようなものがあります。

  • むし歯や歯周病の有無
  • あごの骨の量や質
  • 全身疾患の有無(糖尿病など)
  • 喫煙習慣
  • 選択する手術方法(1回法か2回法か)

これらの要因によって、治療開始前に行う準備期間や、手術後の治癒期間が変わってきます。

他の治療法との比較

入れ歯やブリッジと比較すると、インプラント治療は期間が長くなる傾向があります。

しかし、インプラントは周囲の健康な歯を削ったり、負担をかけたりしないため、長期的にお口全体のバランスを保ちやすい治療法です。噛む力をあごの骨に直接伝えられるため、顎骨の吸収を抑える効果も期待できます。

治療期間だけでなく、機能性や審美性、長期的な視点も含めて、ご自身に合った治療法を選ぶことが大切です。

インプラント治療の流れと各段階の期間

インプラント治療は、いくつかの段階に分かれて進んでいきます。

各段階でどのような処置が行われ、どれくらいの期間がかかるのかを理解しておくことで、治療への不安を軽減できます。

1. 診断・術前検査・治療計画の立案(通院2〜3回、期間2日〜2週間程度)

まず、患者さんのお口の状態や全身の健康状態を把握するために、問診と検査を行います。

口腔内の診察では、むし歯や歯周病の有無、噛み合わせの状態を確認します。レントゲン撮影やCT撮影を行い、あごの骨の量や質、神経・血管の位置関係を三次元で分析します。

これらの検査結果をもとに、患者さんに合わせた治療計画を立案します。

むし歯や歯周病がある場合は、インプラント治療を始める前にこれらの治療を行う必要があります。また、骨の量が不足している場合は、骨を増やす骨造成治療が必要になることもあります。

2. インプラント埋入手術(1〜2日程度)

インプラント手術には、**1回法**と**2回法**の2種類があります。

1回法は手術が1回で済み、インプラントが粘膜の上に露出した状態になります。身体的負担を少なくしたい方や、治療期間をなるべく短くしたい方に適しています。

2回法は手術を2回行い、1回目の手術ではインプラントを粘膜に覆われた状態で埋入します。感染リスクが高い方や、外力によって骨との結合が阻害される可能性が高い方に適しています。

手術時間は、埋入するインプラントの本数や骨移植の有無によって異なりますが、約1〜3時間程度です。

3. 治癒期間(2〜6カ月程度)

手術後、インプラントとあごの骨が結合するまでの期間を「治癒期間」と呼びます。

この期間は、骨の状態や患者さんの健康状態によって異なりますが、比較的早い方で2〜3カ月程度、長くかかる場合は6カ月以上になることもあります。

治癒期間中は、インプラントと骨がしっかりと結合するよう、過度な飲酒や喫煙、激しい運動は避ける必要があります。また、治療した部位で噛んだり、舌や指で触れたりしないよう注意が必要です。

4. 人工歯の装着(型取り後、数週間程度)

インプラントと骨が結合したら、人工歯を装着するための型取りを行います。

口腔内の状態に合わせて仮歯を修正しながら使い、快適な人工歯を作るためのテスト期間を経て、最終的な人工歯を装着します。

仮歯はプラスチック製のため、最終的に装着するセラミックと比べると耐久性が劣ります。仮歯を使っている間は、硬い食べ物や粘着力の強い食べ物は避けた方が安心です。

5. 定期メンテナンス(治療後も継続)

インプラント治療は「入れて終わり」ではありません。

天然歯と同じように、定期的なメンテナンスと日常のケアが重要です。インプラント周囲炎を防ぐための定期チェックや、長期的な安定を目指したサポートが必要になります。

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治療期間が長引く主なケース

インプラント治療の期間は、患者さんの状態によって大きく変わります。

ここでは、治療期間が長引く主なケースについて解説します。

1. 骨造成が必要な場合(プラス4〜5カ月)

あごの骨に厚みが足りない場合、インプラントを埋入する前に骨を増やす骨造成治療が必要になります。

骨造成治療を行う場合、一般的な治療期間にプラスして4〜5カ月程度の期間が必要です。

2. むし歯や歯周病の治療が必要な場合

むし歯や歯周病がある場合、インプラント治療を始める前にこれらの治療を行う必要があります。

歯周病は、インプラント治療の成功率を下げる要因の一つです。お口の中の細菌感染リスクを減らすため、しっかりと治療を行ってからインプラント手術に進みます。

3. 全身疾患がある場合

糖尿病などの全身疾患がある場合、血糖コントロールが上手くいっていないと、感染しやすい状態になったり、創傷治癒が遅れたりすることがあります。

そのため、全身状態を整えてから治療を開始することが重要です。

4. 喫煙習慣がある場合

喫煙は血行を悪くし、骨とインプラントの結合を妨げる要因になります。

治療期間を短縮し、成功率を高めるためには、禁煙指導を受け、治療中は禁煙することが推奨されます。

治療期間を短縮できる可能性がある方法

条件が整っている場合、治療期間を短縮できる方法もあります。

抜歯即時インプラント

抜歯と同時にインプラントを埋入する「抜歯即時インプラント」という方法があります。

手術回数や治癒期間を抑え、身体的・精神的負担を軽減できる一方、高度な診断力と技術が求められる治療のため、すべての症例に適応できるわけではありません。

葛西駅前あなたの歯医者さん矯正歯科では、CTによる精密検査をもとに、適応可否を慎重に判断しています。

ストローマンインプラント

世界シェアNo.1のストローマン社製インプラントは、人工歯根の表面形状が工夫されており、骨との結合が早いという特徴があります。

そのため、従来のインプラントと比較して治療期間の短縮が可能になる場合があります。

治療中の歯のない期間について

「手術してから人工歯が入るまで、歯がない状態で過ごすのか」と不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。

基本的には、仮歯を使用するため、歯のない期間はほとんどありません。

即日仮歯という選択肢

見た目に大きく関わる前歯の場合、1回目の手術をした当日に仮歯を入れる「即日仮歯」という方法も可能です。

奥歯の場合は、口腔内の状態によって仮歯を入れないこともありますが、前歯の場合は審美性を考慮して仮歯を装着することが一般的です。

仮歯使用中の注意点

仮歯を使っている期間は、快適な人工歯を作るためのテスト期間です。

違和感や噛み合わせの問題があれば、必ず歯科医に伝えましょう。また、仮歯はプラスチック製のため、硬い食べ物や粘着力の強い食べ物は避けた方が安心です。

当院のインプラント治療へのこだわり

葛西駅前あなたの歯医者さん矯正歯科では、「できる限り痛みや不安を抑え、長期的に安定するインプラント治療」を重視しています。

口臭の5つの原因

セカンドオピニオン・無料相談に対応

骨の状態や全身疾患などを理由に、他院でインプラント治療を断られた方や、大学病院を紹介された方にも対応できる体制を整えています。

「本当にインプラントが必要なのか」「他の選択肢はないのか」も含め、治療を無理に勧めることはありません。

痛み・恐怖感に配慮した治療体制

外科手術に対する不安が強い患者さまには、静脈内鎮静法の併用が可能です。

うとうとしたリラックス状態で治療を受けていただけるため、痛みや恐怖感を抑えたインプラント治療を実現しています。

安全性を支える設備と環境

当院では、歯科用CTによる三次元診断を行い、神経や血管の位置、骨量を正確に把握したうえで治療計画を立案します。

また、完全個室のオペ室、医療用空気清浄機、生体情報モニター、AEDなどを備え、万が一にも備えた安全管理体制を整えています。

さらに、CTデータを活用したサージカルガイドを用いることで、インプラントの埋入角度や深さのズレを防ぎ、より安全で再現性の高い治療を行っています。

まとめ

インプラント治療の期間は、一般的に6カ月から12カ月程度です。

治療期間は、患者さんのお口の状態や全身の健康状態、選択する手術方法によって大きく変わります。骨造成が必要な場合や、むし歯・歯周病の治療が必要な場合は、さらに期間が延びることもあります。

しかし、インプラント治療は周囲の健康な歯に負担をかけず、長期的にお口全体のバランスを保ちやすい治療法です。しっかりとメンテナンスを行うことで、生涯にわたって使い続けることも可能です。

治療期間だけでなく、機能性や審美性、長期的な視点も含めて、ご自身に合った治療法を選ぶことが大切です。

葛西駅前あなたの歯医者さん矯正歯科では、患者さまのライフステージや価値観を尊重し、メリット・デメリットを正確に説明したうえで、納得いただける治療選択を支えることを使命としています。

インプラント治療に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。

著者情報

葛西駅前 あなたの歯医者さん矯正歯科 理事長 久保田 達也

経歴

2007〜私立佐野日本大学高等学校 卒業
2013〜日本大学歯学部 卒業
2018〜日本大学大学院歯学研究科 応用口腔科学分野 歯周病学 卒業
2018〜日本大学歯学部付属歯科病院 歯周病科 入局
2019〜デジタルハリウッド大学院 デジタルコンテンツ研究科入学
日本大学歯学部付属歯科病院 非常勤講師

所属学会・認定資格

日本歯周病学会 認定医
日本臨床歯周病学会
口腔インプラント学会
日本顎咬合学会
抗加齢医学会
JIADS
Osseointegration studyclub of Japan
厚生労働省認定 歯科医師 臨研修指導歯科医
日本歯科医師会会員
東京都歯科医師会会員
江戸川区歯科医師会会員

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